2008年10月05日

香嵐渓 こうらんけい

日本の四季を彩る代表、愛知県の足助町にある渓谷、香嵐渓。季節によって香嵐渓は表情豊に様々な顔を見せてくれます。

落ち着いた大人の様な紅紫色の花のカタクリが咲く早春から、若鮎がおどる初夏へ。

夏の巴川の川辺を歩けば、そよ風が肌に心地よく、子どもたちの水遊びの元気な声が周囲の山々にこだまし、もみじの緑陰に涼を感じさせてくれます。
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秋の贅沢な着物をあしらったような紅葉はあまりにも有名で、夜にはライトアップもされ幻想的です。巴川の川面に映り染める姿はまさに絶景。

山歩きの通な味わいかたは冬。乾燥して澄んだ空気、冬枯れした木立の中を歩くというのは、まさに悟りの境地に立たせてくれます。

香嵐渓を舞台に、人と自然のドラマがあやとりのように絡み合った美しさ。


寛永年間、巴川沿いの参道から境内にかけてもみじや杉を植えたのが香積寺第11世住職・参栄本秀和尚。それらが一本一本根付くように、足跡の人々が幸せに生きてゆけるようにとの思いを込めて、参栄和尚は般若心経をとなえながら植えました。その参栄和尚の遺志を生かし、大正時代には飯霊山から巴川一帯にかけて地元住民がこぞってもみじやさくらを植樹しました。

」は香積寺からとり、
」は渓谷に発する嵐気からとって
香嵐渓
と地名がついたのは昭和五年。
「嵐気」には、澄みきった空気という意味もあるそうです。

紅葉の見頃は11月中旬から下旬あたりで、
ライトアップは11月の1ヶ月間です。


posted by mylofe at 22:02| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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